ikkou33’s diary

還暦を越えて( ´Д`)y━・~~

文ちゃんのところへ

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最愛のおばあちゃんを亡くしてから、文ちゃんの精神状態がおかしくなり、塞ぎ込み、具合が悪いと寝込み、会う約束もキャンセルするので、困っていまい、具合が悪いと言っているのを振り切って、仕事を早く切り上げて、文ちゃんの住む町まで出掛けた。食事を取らずに来たので、町の食堂に行き、天ぷら定食を頼んだが、文ちゃんはお腹が空いてないと言って、紅茶だけを注文したけれど、私と話していたら、元気が出てきたのか、お腹が空いたと言いだして、唐揚げと杏仁豆腐を注文する。よかったね。それから文ちゃんの絵を置かしてもらっている喫茶店に行き、店のオーナーご夫婦を紹介して貰う。そこでもお腹が空いたと言って、パスタを注文する。すごい食欲だね。駅前にある町を紹介する施設に行く。そこでも文ちゃんの絵を置かして貰っている。職員さんに挨拶されると、男連れなのを気にして、文ちゃんが照れる。どんな関係なのかと思っているわよと言う。田舎は都会と違って、興味津々なのよと言う。いづれ夫婦になる人と言っておけばいいじゃんと言う。文ちゃんが販売している絵を貰ってくる。我が家の壁に飾るつもり。

何かがあれば、それで十分に満たされる。

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生きて行くのが、虚しいと感じない為には、自分でやるべきものを、持っている方がいいに決まっている。そいつを一つづづ、やり遂げていると、心が満たされていくもんだ。女の人が、細かい編み物を時間を掛けて編んでいるのは、出来た時の達成感が心を満たすからだろう。誰にも褒めてもらえなくてもやる人はやって行くだろうが、出来れば褒めて貰いたいものだ。凄いわねなんて、驚嘆されればなおいい。手作りの作品だけを売っているサイトがあるのを知った。出品されている皆様方は、みんな個性的で素晴らしい作品を作っていて、感心してしまう。既製品には絶対に真似出来ない、ぬくもり感がたまらない。料理好きな女性なら、手間暇掛けて会得した自分だけの料理法を持っていて、これどうやって作るのなんて聞いてくると、声を潜めて、そっと教えてくてるかもしれないね。その時の得意そうな顔を思い浮かべてしまう。そういう、人よりちょっと上手になれるものを持っていると、少しだけ生きやすくはなりますね。この生きずらい人生においては、私やあなたを救ってくれるのは、ほんのささやかな達成感ですよね。

一人暮らしも長くなり‥

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一人暮らしもだいぶん長くなり、最初は心細くて、お先真っ暗な気分がしたものだったけれど、だから焦って、彼女を作ろうとしていたけれど、それも叶わぬ夢と消え、どうやら最近では、料理も覚え、買い物、洗濯、掃除となんなくこなす様になり、ひとりでも淋しくはなくなったし、むしろ煩わし関係なら、無い方がいい様な気がしているから、不思議だ。文ちゃんがいるからかも知れないけれど、文ちゃんとは電話で話すけれど、会う事はめったにない。話し相手ぐらいな関係でいる。老齢と言っても可笑しくはない年齢だが、至って元気だし、現役で介護の仕事をしている。20歳から59歳まで、ずっと女性がいて、面倒を見て貰っていた。ボタンの付け方も分からなかった。しかし今はネットの時代で、検索すれば、大抵のことは動画で教えてくれる。料理も全部、動画で覚えた。なんとすごい時代だろう。宇宙の不思議から、女の不思議まで、ネットは教えてくれる。