かわいい文ちゃんと呼んでね

文ちゃんは、私が今まで出会った人の中で、一番変わった女性で、その変わり方は、想像を絶していると思います。なにせ、このままだと死んじゃうんじゃないかとさえ思った事がありましたから。少なくとも、私には到底耐えられない状況にいた事は確かです。今だって、他人が見たら酷い状況にいると思いますが、彼女はあまり応えていないじゃないかなぁと思います。それで、絵はがきのラブレターを出していたんだけれど、彼女からの電話で、「私のことをお前って言わないでよ。そのかわり、かわいい文ちゃんって呼んでよ。私もあなたのこと、かわいい幸ちゃんって呼ぶから」と言いました。このおままごと感覚が、文ちゃんなのね。私は今年64才で、文ちゃんは、年聞いても答えないから、分からないけど、離婚歴があり、子供は成人しているって言ってたから、かなりの年なんじゃないのか？そのおバカなふたりがかわいい文ちゃん、かわいい幸ちゃんって呼び合う様子は、他人から見たら、ほぼ狂気の世界なんじゃないかなぁ。