ikkou33’s diary

還暦を越えて( ´Д`)y━・~~

小説的思考塾の4回目

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保坂和志氏の小説的思考塾の4回目に行きました。今回は人称の問題に絞って、お話しをされたのだけれど、事前のメールには、古井由吉氏の小説「背中ばかりが暮れ残る」を読んできてねと言う趣旨が書いてあったので、それがのっている本がうちにはなかったので、わざわざアマゾンで買い(自選短編集木犀の日)、読んでいったのに、その事には一切触れなかったので、ビックリ!流石保坂さんと、思った次第で、会が終わり、会場での二次会みたいな奴に残って、ビールを立ち飲みしながら、保坂さんにそれを指摘したら、そんな事を書いたっけと言いました。保坂さんの小説自体が、主題みたいなものから、ドンドン離れいく小説だから、もうなにを話題にしているのかがわかんなくなる様な小説だから、自分が書いた参加を呼びかける為のメール「今回は人称の問題をやりますから、事前に「背中ばかりが暮れ残る」を読んできてねに一切触れずに終わったのも、しょうがないと言えば言えるか。う〜ん!今回一番面白かったのは、アインシュタインが断固として納得しなかった「量子もつれ」の話し。量子が割れるかして、北と南に飛んでいくじゃないですか。とんでもなく遠くに。地球から木星ぐらいの遠くまで飛んで、その片方の量子を観測して、その量子が例えとして右回り

なっていると、片一方の量子がその瞬間、左回りになる。つまり、どんなに遠く離れていても、同時にそれが起こる。アインシュタインは、光より速いものはないって言ったのに、この現象は同時なんだから、光よりも速い訳だ。だから断固反対したそうです。で、これが小説の人称と何の関係があるのか、実は私には分からない!のでした。