ikkou33’s diary

還暦を越えて( ´Д`)y━・~~

ゴドーを待ちながら

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サミュエル・ベケットの戯曲、「ゴドーを待ちながら」を読んだ。いわゆる、不条理劇の古典と呼ばれる戯曲だ。初演が1953年1月5日バビロン座(フランス)。66年前の事。パビロン座では、そこそこ客が入って、劇は続いたみたいなんだけど、アメリカでは、散々だったそうで、幕間の後まで残ったのは、テネシー・ウィリアミズとウィリアム・サローヤンと、出演俳優の家族だけだったそうだ。ほぼ全く理解されなかった。まあ、そんなもんだろうね。読む限りでは、難解じゃないね。奇妙だけど!なにを目的にしているのか、分からないけれど、別にわかる必要はないよね。ゴドーが誰だか、分かったら、ちゃんと書いときますよと、ベケットは言ったそうな。作者が分からないなら、見てる人は分かりっこないからなぁ。ドタバタの喜劇の様でもあるね。そして、何が分かる分からないは、突き詰めいくと、わかんなくなるよね。ベケットは突き詰めてしまったのかも、知れません。