ikkou33’s diary

還暦を越えて( ´Д`)y━・~~

サガン

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レビ・ストロースの「悲しき熱帯」を苦労して読み終わったら、しばらくは読むのに苦労する本を読む気がしなくなり、頭を悩ます事もなく、スラスラと読める本を読もうと、図書館の棚を探していたら、「サガン」という題名の、フランソワーズサガンの生涯を描いた本があったので、棚から引っ張り出して、読んだ。サガンのデビュー作「悲しみよこんにちは」を読んだのは、いつの頃だ。多分二十代の頃だろう。サガンのこの小説は18才の時に出版し、瞬く間に世界的なベストセラーになり、サガン時代の寵児になる。モーター時代の先駆けの様に、彼女は得たカネで高級車を購入し、街を暴走する。案の定大事故を起こし九死に一生を得、怪我の痛み止めを飲む事から始まって、薬物中毒になる。身体や精神の不調を、薬物摂取で取り除こうとする。とここまで読んだ。その後どうなるのかな。サガンは69才で亡くなっている。「悲しみよこんにちは」以降も、たくさんの小説を書いている。たくさんのお酒を飲み、たくさんの薬物を摂取し、たくさんのお金をギャンブルに掛けたようだ。平凡な人生を送る私からしたら、なんとまあ破茶滅茶な人生だろうかと思うけれど、だから面白く読めるとも言える。

 

大腸の内視鏡検査

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実は昨日、大腸の内視鏡検査がありました。身体検査で、便に血が混ざっていたとの事で、大腸の内視鏡検査を受けましょうとのハガキが届いていて、単に切りギスがあって、出血したのが混じっていただけの様な気がしましたが、気楽な事ばかり考えて、現実を見ないのもどうかと、予約を入れたのでした。内視鏡検査を受ける前に、大腸の中を空っぽにしなければならない訳で、検査前日と朝にかけて、下剤を水に溶かして、大量に飲んだのでした。当然、トイレに何度も行くはめになり、電車で向かっている時にも、お腹がグルグルするのでした。検査場にたどり着いたら、即トイレに駆け込んだ次第。もう無茶苦茶にトイレに行きたい!説明を受けた後にもトイレでした。ヤレヤレ^^;

点滴で麻酔を入れ、内視鏡検査室に車椅子で連れていかれ、ベッドに寝たまでは覚えていますが、後は全く覚えていない。気がつくと検査は終わっていて、大腸の中には何もないと云はれ、自分の大腸内を写した写真をもらい、帰りましたが、麻酔が効いていて、ふらふらとしか歩けませんでした。何もないと言われる為だけに、こうして検査を受ける訳だ。良かった良かったって思う為に。二次検査を受ける受けないは、自由なのだけれど、ハガキが来ればねぇ。しかし年齢が上がるたびに、身体の不具合が増えるかのは、火を見るよりも明らかだ。同窓会は、病気自慢のオンパレード状態だ。なんとかいつまでも丈夫でいたいと思うのでした。

生きた情操教育みたい

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栞音(しおね)ちゃんが生まれてからというもの、娘のインスタは栞音ちゃんを囲んでの、上の娘二人のかまいぶりが中心の動画ばかりになった。栞音ちゃんをいかに機嫌よくするかの競争の観を呈した。『もう可愛くてどうしようもない」って言いながら、何度もホッペにキスをする。上の二人の娘とは6歳以上離れている。

二人にとっては、生きたお人形さんみたいだね。こういうのが、生きた情操教育なんだろうね。自然に下の子を可愛がり、面倒を進んでやる。

競って、面倒をする事が喜びになる。

栞音ちゃんも嬉しいだろうね。多分。

 

伊丹十三

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図書館の雑誌コーナーに、伊丹十三の写真を載せた雑誌があって、わぁ!ってなってしまった。伊丹十三が大好きだったんだよ。理由なんかない。テレビに伊丹十三が出ているだけで、亡き妻と食い入る様に見ていた時を思い出して、わぁってなった。何故だか2人とも伊丹十三が好きだった。伊丹十三がカレーのルーなら、ハウスジャワカレー辛口が一番だと言えば、ずっとハウスジャワカレーの辛口でカレーを作っている。宮本信子が好きで、伊丹十三の奥さんだと知った時の驚きったらない!伊丹十三宮本信子の様な女性が好みだったんだ。大江健三郎がメチャンコ好きで、この人天才と思っていたら、伊丹十三と親友で、奥さんが伊丹十三の姉だった。大江健三郎の「日常生活の冒険」の主人公は、明らかに伊丹十三をモデルにしていて、その主人公は、小説のラストで自殺する。小説は架空の話だけれど、伊丹十三が自殺した事を思えば、まるで予言の書の様な要素を帯びる。痛ましい結末はとにかく、伊丹十三大江健三郎の小説「静かな生活」を映画化している。ビデオ屋で借りてきて妻と一緒に見たことを思い出し、感慨にふける。大江健三郎の小説「チェンジリング」は、伊丹十三が自殺した後に、伊丹十三を偲んで書いた小説だ。伊丹十三はまさにセンスの塊の様な男だったと思う。伊丹十三の姉さんが大江健三郎と結婚しようと思ったのは、弟のカミソリの様な感性を見てきて、それとは対極の朴訥な努力の人を大江健三郎に見て、好きになったのかも知れない。マルサの女は、傑作だし、宮本信子を素晴らしい女優にしたのも、伊丹十三だ。何故あんなに簡単に死を選んだのか?なんとも言えない感情が湧き出してきて、わぁってなった。

 

書類立て

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ダイソーで売ってた書類立て、メッチャ可愛くない^_^。笑える。

日曜日だけど、早朝から仕事して、礼拝に出て、帰ってから買い物に行って、今日は夕礼拝の受付の当番の日だから、また教会に行って、なんか教会が大好きみたいな暮らしだね。違うけど!

礼拝終わったら自宅に帰ってきて、夕ご飯作って、食べて、食器洗って、明日はゴミ出し日だからゴミ集めて、風呂に入って、そしたらもう寝る時間だよね。明日は5時起きだから。なんか一日があっという間に過ぎるね。

久々の映画鑑賞

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本日は、教会奉仕日で、教会の掃除に行きました。2人でやるつもりが、足に水が溜まって歩けないとの連絡があり、ひとりでやりましたが、牧師も手伝ってくれたので、ほどほどに時間に終わり、その足で銀座の教文館に行きました。ギャラリーステラで今やっている絵本原画展を見てきてよと、永井さんに言はれたからです。「かめおかあきこ絵本原画展」原画は、色鉛筆と水彩絵の具で、実に繊細に描いてあり、とても綺麗でした。見ていたら、永井さんがいて、この階の店長さんも連れて来たので、ご挨拶いたしました。去年はありがとうございました。今年もやりますので、どうかよろしくお願い申し上げますと、言いました。少し展示会の設定の話をしてから、店を出て、隣のアップルストア銀座に行き、最新のMacBook Airを見ました。ああ、欲しいなぁと思いました。最新機種は、素早い動きで、ストレスを感じないからね。

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帰る為に、日比谷方面に歩いていたら、日比谷にミッドタウン日比谷が出来たこと、そのなかに、映画館があったことを思い出し、「アリータ バトルエンジェル」が上映されている事を思い出し、それ見たいと、ミッドタウン日比谷に行きました。チケット売り場は、全て駅の切符売り場みたいになっており、面食らいました。私はシニアサービスを受けられるので、それをどうやるのかが分からず、途方にくれていますと、係員がいる事を知り教えて頂きました。なんと映像は3Dというもので、メガネもかわなけばなりませんでした。

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チケットを買い、場内に、とてもかわいらしいアリータが登場。映画館で映画を見るなんて、久しぶりもいいところ。ハリウッド映画のSFXの見事さに凄いねと思うばかりなのでした。

https://youtu.be/SJCZrIcsoak

 

税務署の職員にメッチャモテた話

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昨日、確定申告をする為に、税務署に行って来た。税務署の中は長蛇の列。こればっかりは毎度の事なので、ジッと我慢の子なのであった。待つこと1時間ぐらいかな。ようやく自分の番が回ってきて、まずは書類の整理。整理が終わるとパソコンのところに行く。職員の若い姉ちゃんが付いて、パソコン画面を見ながら指示を出す。私は姉ちゃんの指示に従って、数字を打ち込む。税の控除の画面で、ユニセフ世界の医療団、かものはしプロジェクトとのそれぞれ3件の寄付金を打ち込んでいたら、姉ちゃんメッチャいい人じゃないって、言う。まあ、なんか行き掛かり上、寄付することになっちゃった訳でねと私。給料安いのにねと続けると、そんか事はないでしょと、お世辞の様な事を言う。パソコンでの操作が終わり、プリントのところに行って下さいと言われ、はいと返事し、下に置いてあった写真のバックを手にすると、姉ちゃん「わぁいいバックねえ。可愛い😍」って言うから、「これ浅草の犬印鞄製作所の奴だよ」て言った。「可愛いでしょ」て付け加えてね。姉ちゃん、すっかり私のことが気に入ったみたいで、確定申告なのに、なんかモテたような気分でして、るんるん気分で帰ってきたよ。