ikkou33’s diary

還暦を越えて( ´Д`)y━・~~

無償の愛

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生まれてきた赤ちゃんは、ただ生まれてきただけで、無条件で愛される。赤ちゃんは何も出来ない。歩く事はおろか、ひとりじゃ寝返りもできやしない。誰かに四六時中世話してもらわなければ、食べることだって、出来ない。だけれど、その家庭の中で、一番愛される存在だ。そんな時期は、赤ちゃんの時だけだ。成人になれば、人を無条件で愛する事はほぼ不可能だろう。可愛い顔だから、愛されるだとか、仕事が出来るから評価されるだとか、面白いから好かれるかだとか、スポーツが出来るから尊敬されるとか、愛されるのには、必ず条件が付いてくる。幼児期に無条件で愛された経験があるからこそ、人は人を信頼する事が出来る。何も出来なくても、ただいるだけで、愛された経験は、その人が生きる上で最も重要な土台となるだろう。幼児期に親から無償の愛を受けなかった人。逆に親から虐待を受けて育った人は、生涯、他人に対して自分を預ける事が出来ないんじゃないのかな?常に警戒しながら、他人を見る。いつまた自分を裏切るだろうと思いながら、人と接する様になるだろう。文ちゃんとの交際で厄介なのは、その事だ。彼女は、幼児期に親から虐待されたんだよ。