ikkou33’s diary

還暦を越えて( ´Д`)y━・~~

物事には紆余曲折があるわけだ

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文ちやんとは、このゴスペルコンサートで終わりにしようと思ったわけだ。自宅に来てくつろげる様にと、一月も前に買った文ちやんの部屋着も、いらないものになったから、会ったついでにあげようと持参した。文ちやんは、会場で会いましょうと言ってきた。友達は、どうすると聞いてきたので、駅改札前で待ち合わせにした。早く行って、改札前で待っていると、友達が降りる駅を間違えたから、遅くなるとメールがくる。ヤレヤレと、待っていると、文ちやんが来た。だから、友達を待ってるのと言った。部屋着が入った袋を渡した。君が来ないから、これ持って行ってよと言った。君もこれから色んな意味で大変だと言うし、外出も出来なくなるし、ぼくとの関係も清算したいみたいだから、今日が最後みたいだからと言った。文ちやん、驚いていた。ぼくだって、こんなモヤモヤした気持ちでずっと過ごすのは、イヤだし、別れるなら、早い方がキズが浅いからいい。君も知ってるでしよ。君に会う前に女に振られ、一時期グダグタになっていたぼくのこと。死にたくなって、牧師のところに転がり込んで、悩みをぶちまけて、それからキリストにすがる様になって、クリスチャンになったって事。分かったわと文ちやん言って、先に行ってるねと言い残し、文ちやんが行く。少し経って遅刻した友達が来たので、一緒に会場に行く。ステージが全部終わり、帰ろうとしたら、文ちやんは、まだしばらくここにいるから、先に帰ってと言う。友達とふたりで帰る。どこかに寄るかと友達に誘われるが、そんな気が起きないので、帰りましょうと言って駅まで行き、別れる。ひとりで電車に乗っていると、文ちやんから、電話が来る。電車が駅に着くとホームに降り、電話する。電話に出た文ちやんの声は、泣き声だ。ねえどこにいるの。ねえ!と泣きながら言う。